衛生実習

獣医衛生実習試験

実習講義に関する問題（３題選択）
・狂犬病と疑われる犬にかまれた後の処置
・仔牛ロタウイルスの疫学、診断、臨床症状、予防、治療
・放牧病として原虫感染症が重要であるが、日本で流行している牛の原虫症をすべてあげ、その病原体名を記載し、法定伝染病に○をつけよ。
・新興感染症についてそれが起こった背景を述べよ。

実習に関する問題（７題選択）
・伝染性乳房炎と環境性乳房炎の起因菌を知るだけあげ法定伝染病には○をつけよ。
・乳房炎の診断方法として
１）疾病に対する生体の防御能　
２）血管壁透過性の亢進　
３）乳腺組織の亢進
　とがあるが、それぞれの検査が対応する物質と検査名をあげよ。
・成牛と新生牛に下痢を起こすものをグラム陽性菌、陰性菌、ウイルスの病原体名を１つずつ挙げよ。
・大腸菌、サルモネラ菌を区別する生物学的性状を挙げよ。
・アガロースゲルを図示し、プラスミドの大きさと電極の関係、プラスミドについて述べよ。
・腸内細菌、ブドウ球菌の選択培地についてその特徴を述べよ。
・抗生物質（βラクタム系、セフェム系、アミノグリコシド系、マクロライド系、テトラサイクリン系、キノロン系）のうち３つを選びそれぞれの作用機序、代表的な薬物名、副作用について述べよ。
・内毒素、外毒素の違いを述べよ。
・食肉を介する感染症（食中毒を含む）を起こす病原体名を知るだけ述べよ。